開幕戦:シーズン開幕戦でチーム待望の初優勝を飾る!Rd.1 「OKAYAMA 300KM RACE」
 

2014 SUPER GT 第1戦 「OKAYAMA GT 300KM RACE」岡山国際サーキット

決勝:4月6日(日)コースコンディション:Dry,Wet

 

昨年の最終戦から5ヶ月、長い冬のシーズンオフをすごし今年もスーパーGTがサーキットに帰ってきた!

 

2014年シーズンはスーパーGT大変革の年となり、将来的なグローバル化を目指しDTM(ドイツツーリングカー選手権)と車両規則を統一することとなった。その結果、3メーカーともが新車へスイッチする形となり昨年より体制を継続するLEXUS TEAM KeePer TOM'Sもマシンをレクサス陣営の新車「RC F」に変えて1年を戦う。
2014年もドライバーは変わらず、伊藤大輔とアンドレア・カルダレッリの二人が二年目での初優勝、さらにはシーズン優勝を目指して戦っていくこととなる。

 

街では桜の舞う中この週末は気温が10度を下回り、迎えた土曜日の練習走行では7番手タイムで予選へ向けた最後の調整を行う。
そして、今シーズン最初の予選となるこの日の午後は路面温度は低いものの心配された天候は崩れずドライコンディションのまま進み、事前テストで伊藤大輔がマシンの調子は良いと感じてた通りまずはQ1をトップタイムで通過、早速の好結果に大きな期待をもってQ2へ。

     

決勝のグリッドを決めるQ2ではアンドレア・カルダレッリにステアリングを託し、渾身のアタックをかけタイムを更新するもGT500クラスは全車がコースレコードという驚愕の戦いとなりトップから0.4秒差の5番手タイム。同順位から翌日のスタートを切る。

 

レース前半:目の覚める走りで一気に2番手へ上がる!

 

開幕戦決勝日は前日を超える寒さで雹(ひょう)や雨がぱらつく中、朝の練習走行はウェットコンディション、各車レインタイヤで最終調整を終える。
そして午後2時、天候が回復し注目の決勝スタートはドライコンディションの中まずはアンドレア・カルダレッリがファーストドライバーを務め、1周のウォームアップラップ追加、2周目のフォーメーションラップの後、5番手からスタートを切る。
激しい1コーナーの争いに37号車は一時7番手と表示されるもオープニングラップの混乱を乗り切り4番手でメインストレートに帰ってきた。

ポジションをアップした勢いそのままに2周目で前を行く12号車をオーバーテイクし3番手表彰台圏内へ!更に勢いは増し、トップ2台を猛追していく。

レースが20分程進んだ頃から雲行きが怪しくなり、19周目にはついにコース上にも雨粒が落ちてくる。
これが1つ前を走る46号車に禍したか、ペースが鈍り翌20周目に追いついた37号車KeePer TOM‘S RC Fが一気に抜き去り2番手へ浮上!
いよいよ優勝が視界に入ってきたが初勝利への道のりが簡単ではない事をここからの中盤戦で知ることになる。

 

雨が激しくなるコース上、ハードタイヤを選択したKeePer TOM‘S RC Fと違いソフトタイヤでPPを取りに行った6号車がペースをやや落とす中、反対にペースを保ちテールトゥノーズの状態に。 ここから一進一退を繰り返しながら37周目に先に37号車がピットイン、ピット戦略を絡めながらトップ浮上を狙う。

 

レース後半:ついに、チーム待望のトップチェッカー!!


ピットへ飛び込んできた37号車はタイヤ交換・給油と共に伊藤大輔にドライバーを交代。
殆どタイム差の無かった両車がピット作業を済ませた後、タイヤの冷えた6号車を追いかけたい37号車だが思うようにタイヤが温まらず、その差は8秒以上もの大差が!

実は先に入った37号車はピットインをする際に300クラスのマシンとタイミングが重なり、ピットロードで大幅にタイムロスをしてしまっていた。

しかし経験で勝る伊藤大輔はそこからタイヤを労わりながらジワジワとタイム差を削っていき、51周目にはトップの後方にピッタリとつけ、300クラスのマシンを利用して横に並びかける!

ここでは追い抜きがかなわなかったものの遂には55周目、トップを行く6号車のシフトが入らなくなった一瞬の隙をついてトップの座を奪い取ることに成功!!

その後も伊藤大輔はベテランらしい落ち着きを見せて、300クラスの渋滞にヒヤリとしながらも後続との差を保ったまま走行を重ね、遂にLEXUS TEAM KeePer TOM'S 37号車は待望のトップチェッカーの瞬間を迎えた。


アンドレア・カルダレッリ
「本当に完璧な週末でした。昨日の予選から決勝を見据えたタイヤ選択ですべて上手くいきました。僕のスティント序盤はタイヤが温まりにくく慎重に行きましたが、そこからはペースがとてもよく、12号車とのバトルも楽しみました。 ピットストップも早く、ダイスケも良い仕事をしてくれました。ここまで時間はかかり、このニューマシンでのテストも少ない中、素晴らしいマシンを作ってくれたTOYOTA, TRD,そして僕達のクルーに心から感謝しています。開幕戦で一勝を挙げられ、誇りに思いますし、これからのシリーズがますます楽しみになりました。これからもLEXUS TEAM KeePer TOM’Sの活躍に期待してください!」

伊藤大輔
「開幕戦、しかも新規則のマシンで最初に優勝することができて最高です。 アンドレア(カルダレッリ選手)も素晴らしい走りをしてくれました。 時間の無い中、ここまでマシンを仕上げてくれたLEXUS Racing、 マシン開発担当のTRD、新サイズのタイヤに対応してくれたブリヂストン、 そしてこの2ヶ月間、毎日徹夜に近い状態でマシンを組み上げてくれたTOM'Sス タッフ。 皆に感謝です。 この調子で2014年のSUPER GTを盛り上げていきたいと思います。 今シーズンも応援よろしくお願いします。」

 

 

GT500 RESULT:決勝レース結果

Pos. No. Machine Driver Time&Diff. Laps
1 37 KeePer TOM'S RC F 伊藤大輔/A・カルダレッリ 1:57'15.816 81
2 6 ENEOS SUSTINA RC F 大嶋 和也/国本 雄資 5.026 81
3 12 カルソニックIMPUL GT-R 安田 裕信/J.P.デ・オリベイラ 18.818 81
4 39 DENSO KOBELCO SARD RC F 石浦 宏明/O・ジャービス 21.475 81
5 18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 山本 尚貴/J・カール・ベルネ 23.259 81
6 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越 広大/金石 年弘 31.039 81
7 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田 次生/R・クインタレッリ 31.367 81
8 8 ARTA NSX CONCEPT-GT V.リウッツィ/松浦 孝亮 1'07.608 81
9 100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮 卓史/武藤 英紀 1Lap 80
10 46 S Road MOLA GT-R 本山 哲/柳田 真孝 1Lap 80

 

 

TOPへ戻る