10ポイント差にまで追いつめた!2019年チャンピオンに王手! 




シリーズも残り3戦となって迎えた「AUTOPOLIS GT 300km RACE」が
大分県日田市にあるオートポリスサーキットにて開幕した。

台風の接近に伴い天候悪化が懸念されたが、進路がずれ台風の影響は受けなかったものの、
標高900mにあるこのサーキット、結果的に天候に翻弄される大会となった。

シリーズランキング2位の代償でもあるウエイトハンディの影響で苦しい予選となるのは明らかで、
ランキング1位の6号車は予選Q1を最後尾で終えたが、なんと予選Q1担当のニック・キャシディーが全体の4番手、 驚異的なタイムを出しQ2進出!

続いて行われた予選Q2に平川亮が挑み、見事に7番手グリッドを獲得した。




翌日8日(日)決勝レース当日、気温28度、路面温度38度、予報では雨が降ることになってはいるが、 午前中は快晴のもと決勝レース当日を迎えた。



スタートドライバーは予選で素晴らしい走りを見せたニック・キャシディーが担当、
恒例となった地元大分県警の先導のパレードラップを行った後、フォーメーションラップを終え
いよいよレーススタート。

ウエイトハンディの影響で回りはすべてウエイトの軽いマシンに囲まれる中、
まだ熱の入っていないタイヤを抜群のコントロールで7番手ポジションをキープ!
それどころか、前を行くライバルに詰め寄る速さを見せるKeePer37号車であったが、
3周目にSC導入のアクシデントが発生、一度クールダウンとなった。




マシンの回収が終わり7周目にリスタート、
そこでもポジションをKeePし7番手のまま前を行くライバルに仕掛けるが、
やはりウエイトハンディの影響でコーナーではドライバーのテクニックで差を詰めることが

できても、ストレートで離されてしまう。ドライバーにとってはストレスのたまる展開が続く。

すると21周 周回時に予報通りの雨が降り始めるが、コース全体ではなく第1コーナーから
2コーナーまでの局地的な降り方で、その付近のみ完全なウエットコンディションとなってしまうが、

他はまだドライコンディションの為ウエットタイヤに交換すると逆にタイムが落ちる方向になる。


レースは全車ドライタイヤのまま進行するが、1コーナーから2コーナーは滑りやすく非常に危険な

状態の中、22周目の1コーナーで8番手のマシンがKeePer37号車のアウト側から抜きにかかり一瞬前に出られてしまい8番手に落ちてしまう。
しかし「諦めないKeePerその1」路面が乾いている3コーナーで抜かれたマシンのイン側に飛び込み、勢いそのまま2台を抜いて6位に浮上、24周目には5番手のNSXに先程と同じ3コーナーでオーバーテイク!5番手に順位を上げる。




29周目にルーティーンのピットイン、タイヤ交換と給油を行いドライバーはエースの平川亮へ交代しレース再開、しかし!ライバル勢がピットインする前の34周 周回時にコース全体に雨が降り始める、まだ完全にウエット路面にはなっていないが、ライバル勢はこのタイミングで一斉にピットイン、タイヤをウエットタイヤに交換するマシンが多いが雨の勢いはそれほど強くなく、KeePer37号車はドライタイヤでのステイを選択した。

すると、濡れた路面の影響でGT300クラスマシンのコーズアウト、36周目にセイフティーカー導入となる、41周目にリスタートとなるがその時点では4番手迄順位を上げ、
さらに前を狙うがセイフティーカー走行中にも雨は降り続きドライタイヤでの走行は難しいコンディションへとなってしまう。




41周目にリスタートするが路面はウエットタイヤに有利状況に代わっておりドライタイヤのKeePer37号車は順位を落とすことになってしまうが、
雨はすでに止んでいるのでドライタイヤのままの走行を続け路面状況の回復を待つ。
しかし44周目に再びアクシデントが発生しセイフティーカー走行となってしまう。
レーシングスピードでマシンが走行すれば路面の乾きが早いのでKeePer37号車にとっては不運なセーフティーカー走行となってしまった。

50周目にリスタート、路面は変わらずウエットコンディション、KeePer37号車はずるずると順位を落とし8番手迄後退。
上位はすべてウエットタイヤ装着のマシンとなった。
リスタート後もすぐには路面状況が好転せず56周目にはトップと1分31秒差まで開いてしまい周回遅れとなる危機が迫ってくる。

しかし、「諦めないKeePerその2」路面が少しずつ乾きはじめ徐々にタイムが上がり始める。
但し無情にも残り周回数はなくなりついにファイナルラップに7位のマシンにやっと追いついた!

「諦めないKeePerその3」最終ラップにライバルを次々オーバーテイク!
最終セクターまでで4位迄順位を上げ表彰台迄あと1台、最終コーナーで3位のマシンを一気にオーバーテイク!
ミラクル逆転の3位表彰台獲得!トップまであと少しであったが残り8周の時点では1分半近くあった差を考えれば素晴らしい結果であった、
ランキングトップのライバルの前でゴールできたのも大きなポイントである、シリーズランキングも、もちろん2位をキープ!
来週行われる菅生大会も大いに期待の持てるレース結果であった。




次戦は、9月21・22日に、宮城県のスポーツランドSUGOにてシリーズ第7戦が開催されます。