波瀾のレースの中、今季初表彰台2位獲得! Rd. 4 SUGO GT 300km RACE(速報レポート)
 

2013 SUPER GT 第4戦「SUGO GT 300km RACE」スポーツランドSUGO

決勝:7月28日(日)コースコンディション:Dry?Wet

 

今季折り返しとなるスーパーGTシリーズ第4戦が宮城県のスポーツランドSUGOにて28日(日)に行われ、KeePer TOM'S SC430は波瀾含みとなった81周の決勝レースを力強く戦い、今季初表彰台である2位表彰台を獲得した。

ここまで新チーム、ドライバーのコンビによりチームを構築しながらマシンを作っていくという難しい課題を持ちながら、苦しいレースを戦ってきたKeePer TOM'S SC430は第4戦を迎え、チームの雰囲気もよくこの週末に臨んだ。
メインスタンドに設置された、特設応援席にも一際多くの観客が訪れ、沢山のKeePerファンと共に決勝日当日を迎える。

 

27日(土)の予選を10位で終えたチームは、午前中のフリー走行で決勝へ向けたシミュレーションをしっかりと行いながら14時から行われる決勝レースへ備える。

 

前日の雨によりコース上には濡れている所が残り、天候が読めない難しいコンディション。
それでもフリー走行が行われる頃にはドライコンディションで気温も上がり決勝レースへよい準備ができていた。 しかし、途中いくつかのセッション中断があり、決勝レースの波瀾を予感させるかのような展開だった・・・

 

第1スティント:カルダレッリ、落ち着いた走りで上位に詰め寄る

少しゆっくりとしたフォーメーションラップで始まったスタートで前を狙うも10位のままファーストラップを抜ける。序盤のレースで上位を積極的に狙い1つずつ、着実に順位を上げて行く。

5位まで順位を上げ、展開が落ち着いた所でGT300クラスのマシンが絡み始める。ここから狭いSUGOでスペースを見つける事に苦しみ、4位とのギャップをキープしたまま周回。

35周目に少し早めのピットインを行い、タイヤ交換とドライバーを伊藤大輔に交代。

 

第2スティント:雨が降り出すも伊藤がベテランの走りで表彰台へ

ピットアウト後、タイヤが冷えているため後続に先行を許すも暫定11位でコースに復帰、残り46周と長めのスティントをタイヤを労りながら上位を狙う。
48周目、レースも半分を過ぎ、周囲がピットインを行う事で順位を5位まで回復させる。しかし56周目、突然メインスタンド側に雨が降り出す。

路面は乾いているため、各車様子を見ながらもそのままのタイヤで走行。長い距離を走って来た伊藤は一旦ペースを落とすものの、すぐにトップグループと変わらないペースで周回を重ねて行く。


68周目には前を走る4台が接近戦を繰り広げ、伊藤も我慢の走りをしながら常に前を伺って行く。直後の70周目、トップのマシンがスピン、後ろを走る2台が激しいクラッシュでリタイアとなり2位へ浮上。その2周後にはトップを走るマシンがバーストに見舞われ一時トップに立つ。

残り9周の時点で直後のマシンにかわされ、3秒近いギャップが広り、再度1秒以内に追いつめるもタイヤの状態もあり、わずかに届かず2位表彰台でチェッカーとなった。

伊藤 大輔(ドライバー)

伊藤 大輔(ドライバー)

嬉しさと残念さが入り交じった複雑な気持ちだ。マシンの調子は良かったが我々には大きな幸運ではなく少しの幸運しか訪れて来なかった。SUGOでは毎年何かが起こる。今年も終盤に何台かのマシンが姿を消した。前半、アンドレアが素晴らしい走りで5位まで順位を上げてくれ、順位を維持すべく集中した。ハーフウエットでは速かったものの、終盤に向けて雨が強くなってきた。39号車かスピンした後にトップに立てたが抜かれてしまった。優勝できず残念だけれど、多くのポイントを獲得することが出来た。鈴鹿でも良い結果を残したい。

アンドレア・カルダレッリ(ドライバー)

アンドレア・カルダレッリ(ドライバー)

チームが頑張って問題を解決してくれてお陰で、朝のフリー走行でのマシンは最高の状態だった。そしてグリッドへ向かう前の8分間の走行でも再び調整を加えた。マシンの調子はとても良くて5位へまで順位を上げることができた。しかし、大輔(伊藤)のスティントではそれ以上前に出ることは無理かと思えた。アクシデントで何台かが消えていく中、勝てるチェンスはあったと思うが2位になれたことは素晴らしい。次戦の鈴鹿が凄く楽しみだし、是非とも勝ちたい。

小枝 正樹(エンジニア)

小枝 正樹(エンジニア)

マシンの問題を解決することができた。アンドレア(カルダレッリ)と大輔(伊藤)の頑張りで2位でフィニッシュするという結果も得ることができた。もう少しで優勝することもできる状態となったが、残り8周で雨脚が強くなったことが運の無さと言える。レースにタラ・レバはないが、あのままドライコンディションでのレースだったら表彰台の一番上に立てたであろう。鈴鹿1000キロでは頑張って勝ちたいと思っている。

関谷 正徳(チーム監督)

関谷 正徳(チーム監督)

10位からスタートして2位でチェッカーを受けたのだから素晴らしい結果だが、優勝できていたのならもっと良かった。チームが短時間の間に良いマシンに仕立て、そしてドライバーが良い走りを見せ、15ポイントも獲得してくれお陰で選手権争いに加わることができた。鈴鹿でも良い結果を残して、より多くのポイントを稼ぎたい。

 
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