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カーコーティングとは?

ガソリンスタンドやカーショップなどで目にすることのある「カーコーティング」。
最近よく聞くけれど、カーコーティングって一体なんだろう?
カーコーティングに関するさまざまな疑問にずばりお答えします!

時代はWAXからコーティングへ

一般的にクルマのお手入れというと、いわゆる「WAXがけ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
クルマの美しさを保つためにしていた「WAXがけ」には、実はこんなデメリットがあったのです。

デメリット
「Waxがけ」はクルマの塗装を傷める
デメリット
「Waxがけ」は汚れや水垢の原因になる
デメリット
「Waxがけ」はウィンドウガラスの油膜の元

WAXは、塗装の艶を出すとても便利な道具でした。ですが、時代の流れとともにクルマの塗装も劇的に進化し、WAXを塗ることのメリットより、デメリットの方が目立つようになってきたのです。そんな中、WAXに変わるものとして、1980年代にポリマー系コーティングが登場しました。
それからというもの、カーケアはWAXの時代から、コーティング中心の時代へと変わっていきました。それでは、コーティングに関する具体的な疑問にお答えしていきましょう。

カーケアはWAXからコーティングの時代へ!!

カーコーティングの疑問に答えます

ガソリンスタンドやカーショップなどで目にすることのある「カーコーティング」。最近よく聞くけれど、カーコーティングって一体なんだろう?
カーコーティングに関するさまざまな疑問にずばりお答えします!

カーコーティングってなに?

WAXとコーティングの違い

  • WAXの主成分は「油」

    WAXは主に蝋(ロウ)と石油系の溶剤で構成されています。簡単にいえば「油」です。
    塗装面にWAXを塗ると深い艶を演出することができますが、その被膜は不安定な半液体の状態で塗装面に乗っています。
    そのため雨や洗車で油脂分が簡単に流出し、残った蝋(ロウ)は角質化して水垢の原因に。耐熱性も低いため、すぐに蒸発し、持続期間は約1ヶ月程度と短命です。

    WAXとコーティングの違い
  • コーティングは分子と分子の結合体

    コーティングはWAXとはまったく違います。
    例えば、ポリマー系のコーティングは、シリコーンやフッ素などを含んだポリマー(高分子重合体)で構成されています。
    これが塗装面に定着するとき、化学反応の一種である「架橋反応」が起こり、分子と分子が結合した強靭な被膜を形成するのです。
    密度の高い網目状の被膜だから、ススや油など各種の汚染物質が進入するのをブロック!耐熱性や耐候性もWAXの比ではありません。効果の持続期間も約3ヶ月から約1年、3年と長いのが特徴です。

    コーティングは分子と分子の結合体

カーコーティングを選ぶ基準

人それぞれが持っている感性や、クルマとの付き合い方によって、カーコーティングの選択基準は変わるもの。
高額なコーティングは確かに性能的に優れていますが、必ずしもすべての人にとって最適というわけではないのです。
以下のポイントを参考に、自分にぴったりなカーコーティングをお選びください!

  • 自分のカーライフスタイルと合っているか?

    ポリマー系とガラス系といった性能面だけにとらわれないようにしましょう。
    これから愛車とどのように付き合っていくか、つまり自分のカーライフスタイルに合わせて選ぶことを強くおすすめします。
    まずはクルマの保管状況、月間の走行距離、使用目的などを考慮に入れ、性能の耐久期間と価格のバランスを吟味しましょう。

    自分のカーライフスタイルと合っているか?
  • プロの意見、実際の施工例を参考にする

    何を選んでいいのか悩んだときには、施工店に行って話を聞いてみることが一番!
    経験豊富なスタッフに相談すれば、自分自身も気づかなかったことがわかって、最適なカーコーティングメニューを提案してくれます。
    また、もしお店に施工済みの車両があれば見せてもらいましょう。
    愛車にカーコーティングを施工した後のイメージが沸いてくるはずです。

    プロの意見、実際の施工例を参考にする
  • メンテナンスをしてくれるお店を選ぶ

    残念ながら世の中にメンテナンスフリーのカーコーティングは存在しません。そのため長いお付き合いとなる施工店はしっかり選びたいもの。
    例えば近所の建築工事が原因で、クルマのボディにペンキミストが付着するなど、不意なトラブルに見舞われることもあるかもしれません。
    何かあった時に相談できるお店、メンテナンスメニューが充実しているお店を選ぶことも重要なポイントです。

    プロの意見、実際の施工例を参考にする

カーコーティングの種類

カーコーティングは大きく分けて2種類あります。
これらの特長と欠点はいずれも一般的にいえることであり、製品によっては例外もございます。

  • ガラス系コーティング

    特長

    • 耐候性・耐熱性・耐薬品性に優れ、酸化劣化しにくく超長寿命
    • ごく自然な発色と艶と光沢を実現
    • 強い撥水性(例・ダブルダイヤキーパー、ダイヤモンドキーパー、クリスタルキーパー)

    欠点

    • 無機の被膜であるため、ミネラルなどの無機の汚れが固着して水シミとなる(ダブルダイヤキーパー、ダイヤモンドキーパー、クリスタルキーパーはハイブリッド化で解決)
    • 施工料金が高額の場合が多く、施工時間もかかる(鏡面研磨を伴う場合は2日間以上クルマを預ける必要がある)
  • ポリマー系コーティング

    特長

    • 極微細な傷を簡単に埋め、艶と光沢を出す
    • 施工料金がお手頃
    • 施工時間が短い(例・ピュアキーパー:40分~1時間程度)

    欠点

    • WAXよりはるかに長寿命だが、有機物のため、いずれは必ず劣化する
    • 定期的に被膜のメンテナンスが必要になり、そのスパンも比較的短い
    • ポリマー系の中でもポリエチレンは特に丈夫だが、長い年月を掛け、紫外線によって酸化する

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